おいしい食材図鑑

冷えを脱する!女性美容の味方、シナモンのススメ!

だんだん寒くなり、暖かい飲み物が美味しい季節になりましたね。

冷えは身体にもよくありません。

ぜひ身体を温めたいところ。

 

今日はカフェでもよく耳にする『チャイ』について。

生薬としては桂皮(けいひ)として知られています。

チャイティーというとクローブやカルダモンなどのスパイスが入っています。

中でも有名なのはシナモンでしょう。

シナモンシュガーはスーパーでも簡単に手に入れることができます。

そんなシナモンについてみていきたいと思います。

f:id:gacchan_89zen:20191101224534j:plain

シナモンの生産地

国内ではほぼ生産されておらず、インドネシア中国産が多いです。

また、ベトナムスリランカも見かけることが多いでしょう。

熱帯地方で生産されていることがほとんどです。

シナモンの種類

実はシナモンにも種類があることをご存じですか?

産地によって種類が違うのです。

セイロンシナモン

f:id:gacchan_89zen:20191102171051j:plain

スリランカのシナモンになります。

薄い樹皮を何層にもなっているものを丸めているのが見た目の特徴。

柔らかいので、手で崩すこともできます。

香りは上品で控えめな香りになります。

後述するカシアに比べると少しお値段はお高め。

また、アンチエイジングなどの効果もあるとされているシナモンもこちらです。

別名、True cinnamon(純正シナモン)ともいわれているのです。

もし、選べるのであれば、ぜひセイロンシナモンを使用したいですね。

カシア

f:id:gacchan_89zen:20191102171107j:plain

ベトナム又は中国産のシナモンがカシアになります。

セイロンシナモンは柔らかく手で崩せるのが特徴的でしたね。

カシアは樹皮が硬いため、手で崩すことは容易ではありません。

また、香りもセイロンに比べて甘く、スパイシーな香りが特徴になります。

カシアはセイロンより安価なため、大変手に入りやすいです。

しかし、カシアには肝機能に悪影響を及ぼすクマリンが含まれています。

もちろん、少量であれば体内に影響は考えにくいとされています。

少しでも健康のことを考えていのであれば、カシアは避けた方が無難かもしれません。

東洋医学】薬膳的効能

f:id:gacchan_89zen:20191101225953j:plain

五性:熱

五味:甘、辛

帰経:肝、心、脾、腎

 

五性は熱ですので、冷え症の方に大変オススメな食材となります。

また、冷えからくる痛みや関節痛に対して効果を発揮してくれると思われます。

また、体の内側から温めてくれるので月経痛などにも有効です。

PMS(月経前症候群)で悩んでいる方にもぜひ摂取してほしいですね。

胃腸を温めて脾(消化器官)の働きをよくしてくれるので、食欲不振なときも◎

腎にも効果的ですので、排尿異常のときも効果が期待できます。

【西洋医学】栄養素

f:id:gacchan_89zen:20191101225746j:plain

シナモンには抗酸化効果があるフラボノイドが含まれています。

他のスパイスにも抗酸化作用があるものはたくさんありますが、

その中でも最も強く示したのがシナモンだった、というような実験結果もあります。

つまり、スパイスの中でもアンチエイジング効果が期待できると言えるでしょう。

他にも、血液をサラサラにする効果があると言われています。

血管年齢を若返らせることにも有効でしょう。

加えて、血糖値を下げる効果もあると考えられています。

妊娠時の摂取

妊娠時に摂取を控えた方がいい食材があります。

シナモンは禁忌の食材であると特別発表はされていませんが、

先述のクマリンが含まれているなど、懸念されている部分はあります。

他にも、子宮を収縮させる恐れがあるとされています。

週に数回摂取することは問題ないと思われますが、

毎日シナモンロールサプリメントを摂取するのは控えた方がベターです。

もし、不安であれば産婦人科で相談してみるのもいいでしょう。

 

ブログランキング・にほんブログ村へ