ダイエット向きのお肉はあのお肉!今日から始める肉食美活☆
牛、豚、鶏肉に比べて聞かれ慣れない羊肉。
羊肉はラム肉やマトン肉のこと。
ジンギスカンで使われているお肉も羊肉ですね。
実はこの羊肉はヘルシーかつ栄養価は抜群でダイエット向き。
女性の味方の食材だったのです。
ラムとマトン肉の違いもマスターして、羊肉を知り尽くしましょう♪
羊肉の旬
羊肉に旬というのもなかなか難しいのですが、強いていうのなら春でしょう。
羊は冬に出産をします。
そして、ラム肉となり流通するのが春先なのです。
生後間もない(2,3ヶ月後程)羊肉はミルクラムと呼ばれています。
名前の通り、ミルクしか飲んでない仔羊のことを指します。
これは非常に珍重な存在です。
ほんのりとミルクのような香りを楽しむこともできます。
羊の飼育地
国内では、北海道産の羊肉が手に入るときもあるでしょう。
しかしこれらは 流通量は少なく貴重な存在となっています。
輸入が多く、オーストラリアやニュージーランドで飼育されています。
また、フランス産の仔羊は大変な高級品です。
美食家の憧れの的とまでいわれています。
もし食べる機会があるのなら、ぜひ一度味わっていみたいですね。
羊肉の種類
羊肉というと大きく分けて2種類になります。
しかし、海外では3種類に分けることもあるんです。
今回は3種類にお伝えします。
ラム
生後1年未満の仔羊肉のことをラム肉と呼びます。
マトン肉と比べてカロリーは少し高め。
肉質は柔らかく、臭みもあまりありません。
ラムチョップは名前の通り、ラム肉ですね。
ステーキなどの焼き料理に合います。
また、火鍋などの鍋料理とも相性はいいです。
ホゲット
ラム肉とマトン肉の中間の羊肉を指します。
つまり、生後1年以上2年未満の羊のことですね。
しかし、厳密な規格はありません。
ラム以外の羊肉を全てマトン肉ということもあります。
また、生産量が少ないため、あまり流通していません。
マトン
生後2年以上の羊肉をマトン肉と呼びます。
ラム肉に比べ、やや肉質は硬く、臭みもあります。
ラム肉よりヘルシーで比較的手に入りやすいです。
おいしい羊肉の見分け方
赤身の色は、真っ赤よりも程よい淡い色合いをしているものがおいしいです。
また、真っ白な脂身が良いとされています。
ドリップはあまり出ていないものが新鮮とされています。
パッケージを傾けてドリップの確認もしてみましょう。
【東洋医学】薬膳的効能
五性:熱
五味:甘
帰経:脾、腎
五性は最も暖かいはたらきをする熱です。
冷え性の人には効果抜群!
肉類で熱性のものは羊肉ぐらいだといわれています。
ぜひ冷えに悩んでいる方は積極的にとってみましょう。
反対に、のぼせがちな人や火照りが気になる方は避けた方がベターです。
帰経は腎のため、アンチエイジングに効果的。
腎は泌尿器系やホルモン系、その他にも生殖機能や免疫機能のことを指します。
若々しさを保つには、腎を高めることが重要となってきます。
また、虚弱体質の方や疲れが取れにくい方にもオススメです。
【西洋医学】栄養素
カルニチンという栄養素が含まれていることでも知られている羊肉。
この栄養素は脂肪細胞と結合して、脂肪燃焼してくれるダイエットの強い味方。
豚肉にも含まれていますが、ラム肉であれば含有量はおよそ2倍。
マトン肉とラム肉ではマトン肉のほうが含有率は高いです。
この2種を比較した場合、マトン肉の含有量はラム肉の2.5倍にも!
カルニチンの他にも体に良い油とされている不飽和脂肪酸が含まれています。
悪玉コレステロールを防いでくれる効果があります。
ビタミン類が豊富なのはいわずもがなでしょう。
ビタミンB1、B2やビタミンEを豊富に含んでいます。
美肌に効果的な栄養素を含んでいるので、美容にも適している食事といえます。
ラム肉というと少しハードルが高いかもしれませんが、
マリネしておけば簡単にハーブ焼きを作ることができます!
お肉も柔らかく仕上がるので、おすすめです。