おいしい食材図鑑

バストアップ、美容効果にひじき?!ヒ素を除去して美肌美髪を手に入れる!!

黒くて地味、と思われがちなひじき。

実は美容効果が抜群だということをご存知でしょうか。

今回はそんなひじきについてピックアップしてみたいと思います。

 

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美容効果抜群のひじき

実は美肌効果や美髪効果が期待できるひじき。

また、バストアップ効果もあると言われています(後述)

 

美容効果がある食材というと、フルーツや野菜が思い浮かびますよね。

ひじきは意外だと思う方もいらっしゃるかもしれませんね。

ぜひこれから積極的に取り入れて欲しい食材のひとつです。

 

ひじきの産地

私たちが手軽に買える国内で流通しているひじきの大半は輸入品です。

中国と韓国産で約9割を占めてしまうのです。

よって、国産はたったの1割しか流通していません。

その1割の中の主な産地は長崎県三重県になります。

 

ひじきの種類

黒くてどれも同じような感じに見えますが、実はひじきにも種類があるのです。

長ひじき芽ひじきという2種類のひじきになります。

スーパーでもパッケージに記載されています。

用途によって使い分けてみてくださいね。

 

また、1本のひじきから採れる割合は、

 

茎ひじき:芽ひじき=2:8

おおよそですがこれぐらいになります。

 

ここではひじきの種類についてご紹介致します。

 

長ひじき(茎ひじき)

名前の通り、ひじきのの部分にあたります。

この部分は、歯ごたえが良いのが特徴です。

また、ボリュームもあるので食べ応えもよし。

適したお料理は、煮物や炒め物サラダにもぴったりです。

 

芽ひじき(姫ひじき、米ひじき)

こちらは、ひじきのの部分になります。

ボリュームは長ひじきに比べて少ないですが、水で早く戻すことができます。

口当たりがよいので、こちらなら食べれる方もいらっしゃるかもしれません。

ひじきご飯に使うときは、芽ひじきの方が適しています。

 

東洋医学】薬膳的効能

五性:寒

五味:甘、鹹

帰経:肝、腎

 

五性はになります。

身体を冷ます作用があるため、冷え性さんは注意が必要です。

温性のある“生姜”を入れたお料理にすると、寒性の効果が弱まります

ひじきの生姜煮や、新生姜とひじきの炊き込みごはんなどがオススメになります。

www.ajinomoto.co.jp

 

 

また、帰経はに相当することから老化を予防することに繋がります。

美容に働きかける効果もあるので、美髪や美肌効果も期待できます。

抜け毛や乾燥肌の方はぜひ積極的に摂取してみてください。

黒色をした食べ物は、腎にあたるのでアンチエイジング効果が期待できます。

(例:黒ゴマ、しいたけ、黒豆、黒米など)

 

【西洋医学】栄養素

個人的に注目してほしい栄養素があります。

それは「ボロン」です。

ボロンというのは、ホウ素のことです。

このホウ素は、エストロゲンの分泌を高める作用があるのです。

従って、バストアップが期待できるということですね。

美肌効果ももちろん期待できますよ。

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ボロンは、女性らしいスタイル維持を保つためには3mg摂取が理想のようです。

この3mgを取るには、ひじきの場合約30gが目安となります。

他にもキャベツやりんごにも含まれています。

しかしながら、目安量を摂取するには現実的でない量になります。笑

キャベツ    :1玉程度
りんご       :大1個程度
ひじき       :30g程度
とろろ昆布:30g程度
ピーナッツ:240粒程度
アーモンド:130粒程度

こうしてみると、いかに海藻類がすごいかわかりますね。

ひじきだけに頼るのでなはくデザートにりんごを食べるなど、

色々な食材を組み合わせて献立を決めることをオススメします。

 

その他にもカルシウムを豊富に含んでいるのです。

もしかしたら意外に思われたかもしれません。

これは、骨粗鬆症の予防骨の成形を助けます。

 

他にも鉄分もたくさん含まれていますよ!

 

ひじきの戻し方

乾燥ひじきには発ガンリスクが指摘されている 無機ヒ素 が多く含まれています。

でも大丈夫。戻し方によって含有量1割程度にヒ素を減らすこともできます。

 

水戻し

ひじきをたっぷりの水かぬるま湯で30分浸します。

ひじきが柔らかくなったら、ザルにあげて水洗いをして終わりです。

最も手軽な方法になります。

しかしながら、この手法ではヒ素は半減ほどにしかなりません。

 

茹で戻し

こちらは茹でて戻す手法になります。

火をかける前にひじきを入れて、沸騰後5分茹でます。

その後はザルにあげて、水洗いをして終わりです。

茹で戻しの場合は、ヒ素の含有量は8割程削減することができます

時間がないときでも、こちらの方法で戻せるといいですね。

 

茹でこぼし

そして最後にご紹介するのが茹でこぼし。

最も無機ヒ素の含有量を減らせる戻し方になります。

水戻しと茹で戻しを合体させますよ!

30分水に浸し、戻し水を捨てます。

その後沸騰した湯に入れ、5分程茹でます。

茹で終わったら、ザルにあげて水洗いをして完了です。

この方法なら、なんとヒ素含有量は9割も落とすことができるんです。

 

また、茹で戻し・茹でこぼしをしてもカルシウムや食物繊維は7割以上を保つことができるのです。

農林水産省で詳しいページがありますのでぜひ参照してみてください。

www.maff.go.jp

 

 まとめ

★茹でこぼしのやり方★

1. ひじきをたっぷりの水またはぬるま湯30分程度浸す

2. 沸騰したお湯に入れ、5分程茹でる

3. ザルにあげて水洗いする

※茹で汁は料理に使わないでください

 

おすすめ調理法

ひじきは油との相性が非常にいいです。

油を使うと、カルシウムの吸収率が上がります。

 

また、ビタミンCとタンパク質が含まれる食材と一緒に使うと鉄分の吸収率が高まります。

大豆とひじきの煮物は大変バランスがいいお料理だと言えますね。

鶏ささみとえんどう豆を使った和え物などですと、非常に効率的に栄養を摂取できますね。

マルエツさんにレシピが載っていますのでぜひ参考にしてみてください。

www.maruetsu.co.jp

 

 

ひじきで素敵な健康美容ライフを送りましょう!

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